土地探し4

土地探し4

セルフビルドの土地探し。第4条件は「電気、水道の引き込みが簡易に行える」土地であること。

小屋やガレージを含め、セルフビルドで建物を建てようと思って土地を探す人は、山の中の安くて広い土地を探すことが多いと思う。その方が周囲の迷惑も気にならないし、安くて広い土地を購入し好きなようにできるから。しかしあまりに辺鄙なところだと、電気や水道の導入に高額の料金が発生することがある。

電気は電気事業法で「供給義務」が定められている。

電気事業法 第十八条(供給義務等)
一般電気事業者は、正当な理由がなければ、その供給区域における一般の需要に応ずる電気の供給を拒んではならない。

しかし、何事にも限度がある。電力会社にもよるが、敷地の近く(おおむね1kmくらい)に電柱があれば電力会社は無料で敷地まで電柱を建て、電線を引いてくれるが、それの範囲を越すと、後の工事費は有料(超高額)になるようだ。また電線を引いてもらえる場合でも、それは敷地と公道との境界線までで、敷地内の工事は所有者の負担となる。あまりに広大な敷地で建築場所が境界から何百メートルも離れているような場合、その工事費は当然かなりの金額になるので注意しよう。ちなみに我が家の場合は近隣に家がある山里だったので、すぐそばに普通に電柱が立っていた。ここから電気の契約をどうするかは、また後で・・・。

 

次は水道。毎月の使用料金の支払いが遅れても、一番最後まで閉じられないのが水道だと聞いたことがある。そんな、命の次に大事な水。セルフビルドの現場でも、手を洗ったり、顔を洗ったり、煮炊きをしたり、水道がないなど考えられない。

しかしこれは電気以上に厄介である。地元の公営水道がどのような団体で運営されているかをまず調べる必要がある。その上で敷地まで水道管を引いてくれるかどうかだが、隣接する公道に水道本管が通ってない場合、公営水道の導入は事実上ほとんど不可能だと思ったほうがよい。

その場合でも、湧き水を引き込んだり、井戸を掘ったり、水を手に入れる方法はいくつかあるが、その手間と時間をかけられるかどうかを、しっかりと検討した方がよいだろう。

過去に出会ったセルフビルダーで、電気無しの現場や、水道無しの現場で工事した人も多くいる。セルフビルドで主力となる電動工具は全てバッテリー式としている人もいたし、ガソリン発電機を導入してる方もいた。また水は家からタンクで毎回持ち込みという人も。セルフビルドは仕事ではなく、自分個人の楽しみなので、こうしなければならないということはない。ただ土地選びの時に、単に土地の値段が安いというだけで選ぶと、後々で大変な労力や追加の出費がかかるということは、忘れないで欲しい。

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